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ミシオ(19)@kusodemekin が京都から石巻のキワマリ荘に移住し「おやすみ帝国」を立ち上げた。これだけの行動力があれば、京都で何かできたし、関東で、話題のコミューンに接触することもできたはずだ。彼はアーティストに成るために「ここ(石巻)」に来た。彼の直感、センス、才能が正しかったコトを証明しなければならない。それは私の仕事だが、彼の紹介を少し。
ミシオが居住、制作、発表をする場所である「おやすみ帝国」
ミシオが居住、制作、発表をする場所である「おやすみ帝国」
2018年2月25日、京都から19歳のミシオが石巻のキワマリ荘に移住する。彼は、島袋道浩さんの作品に出会いアーティストを志し、京都造形大学に入学するも2年目の夏に学費が払われていなかったコトに絶望し、激昂する。その感情はもともとファンであった、奈良美智さんの作品に影響を受ける形で、絵画として表現されている。そんな時期、島袋道浩さんが京都造形芸術大学でアーティストインレジデンスをすることを知り、参加。その時、リボーンアートフェスティバルのチケットを本人にもらい、ついでに「起こして来て」と言われる。その過程で、私(有馬)とガルバナイズギャラリー(石巻のキワマリ荘内)で出会い、その日のうちに、引越しの話になる。彼を見ていると、マイクロポップが粒子や波になって広がり、10年の時を経て色々なモノが絡み合って、今ここにある気がしてくる。新しい芽吹きに立ち会っている。
2018年3月26日
有馬かおる
↑おやすみ帝国内展示スペース
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