街の個人商店は今、大型ショッピングセンター・コンビニエンスストアの普及、車社会化の進展、店主の高齢化などの問題により、存続の危機と直面しています。これから数年の間に後継者のいない個人商店のほとんどが店を閉めることが想定されます。では個人商店の終末(いきつくところ)には、何が待っているのでしょうか。
お店を閉めた方、これから閉める方。また、閉めることも考えたが今も商売を続けている方、総勢23名の商店主さんにお話しを伺いに行きました。
商売を辞めて、仕事や、地域で新しい自分の役割を見つけた人。
老後の人生を趣味で楽しむ人。
先代から続く商売を、自分の代で閉めるという決断に、悩む人。
生きがいをなくしてしまった人。
さまざまな商店主の声に耳を傾け、その言葉やエピソードを、イラストと文章で展示します。あなたの住んでいる街の個人商店の終末に想いを馳せてみませんか
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来たる11月17.18日とsetten.にて展覧会が行われます。
今回は東北芸術工科大学デザイン工学部の菅原葵さんの作品になります。
両日共に作家さん在廊、17日はオーナーも在廊いたします!
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2日間、ご来場してくださった皆様方、どうもありがとうございました!
個人商店のみなさま、議員さん、高校生、たくさんの人に足を運んでいただき感謝です。
好評につき、今週末の2日間、延期展示が決定しました!!!
11/23(金),24(土)。11:00-18:00でopenしています。
gallery setten.(石巻のキワマリ荘2F)
宮城県石巻市中央2-4-3
宮城県石巻市中央2-4-3
実は、会場に誰よりも早く駆けつけてくれたのは病院で闘病中の祖父からの電報でした。
展示を見に来てくださった方はご存知と思うのですが、この展示を開催したのは5年前個人経営の八百屋を閉めた祖父が「決断しなければいけないときもある」と私に教えてくれた事がきっかけになっています。
展示を見に来てくださった方はご存知と思うのですが、この展示を開催したのは5年前個人経営の八百屋を閉めた祖父が「決断しなければいけないときもある」と私に教えてくれた事がきっかけになっています。
電報には「今回の展示でたくさんの人の心に、貴方の想いが伝わりますように。秋田でお祈りしています」とお祝いのメッセージが書かれていました。そして、17・18日の展示が終了したほんの数日後、祖父は、天国へと旅立ってしまいました。ほんの少しの間ですが、祖父や、取材をさせていただいや個人商店主さんたちの人生に寄り添うことができた時間はとても貴重なものだったなと思います。
そして、電報にあったとおり、観に来て下さったたくさんの人の心に私や、商店主さんたちの想いが届いていれば幸いです。
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石巻での展示は今回で終了となりますが、巡回展も考えております。別の形でまた、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
東北芸術工科大学 コミュニティデザイン学科4年菅原 葵
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